ファゴットとピアノという一夜
まいどお世話になっております。ソノリテ専属カメラマン兼、ソノリテファゴット奏者兼、京響ファゴット奏者のピロ氏と申します。 秋も深まる今宵は、ピアニスト笹まり恵さん(http://mariesasa.com/)と一緒に、京都は宇治の三浦建設さんショールームでサロンコンサートをしてきました。 元々、長時間演奏する体力に劣っている僕にとってはいわゆる名曲系のプログラムが中心とはいえ(だからこそ?笑)なかなか大変な本番でした。 オケは休みが多いしね。一音のプレッシャーは半端ないですが…笑 日頃から鍛えないけんなぁと思いました。
ホールにあった暖炉!!素敵過ぎる…。めっちゃ暖かかったです。そして裏に少し見えている薪!これは楽器紹介のネタにするしか無い、と思い盛大に利用させて頂きました。(ファゴットは、イタリア語で”束ねた薪”という意味です)
笹さんとは今回が初共演だったのですが、初めてのリハーサルからすんなりとやり取りが進んで楽しい時間を過ごさせて頂きました。(このスタインウェイも木目がお洒落ですね^ ^) ファゴットの伴奏って、実はとても難しいんです。ファゴット自体がそもそも、音量が出ないし落とせない無骨な楽器な上に(もちろん、上手な人はコントロールしてはりますが…汗)音色も他の楽器と混ざりやすいのでなおさら存在が消えがち^_^; そのため、ファゴットの伴奏に慣れてないピアニストの場合は信じられないくらい弱く弾いてもらわなきゃいけなかったりと、全く弾きごたえの無い伴奏に戸惑わせてしまった過去もありました。笑
ファゴットを分解した状態。これを束ねて一本の楽器にするわけです。思わず暖炉にくべてみたくなりました笑 が、それすなわちベンツを暖炉にぶち込む事と同義なため、頑張って我慢(°_°)うずうず
笹さんは最初の合わせから寄り添うように弾いてくれて、対話を楽しみながら演奏出来ました。ありがとうございました(^^) お客様からも、「初めてファゴットを間近で見ました。暖かい音ですね。」と皆さんおっしゃられて、いい機会になったなぁと感じました。 お客様と距離の近いコンサートの場合、こんな風に直接声をかけてもらえたり、トーク中もふんふんと興味持って聞いてもらえてるのが見えるのでとてもありがたいです。人前で喋るのって緊張するんです…orz 個人的には、多少オーバーなくらい反応してくれる方が嬉しいです笑
さてこの笹さんは、実はこれからソノリテでもお世話になるお方。 まだちょっと先ですが、4月6日のソノリテ大阪公演では笹さんをお迎えしてテュイレの6重奏曲を演奏します*\(^o^)/* ソノリテ初の、ピアノ入りプログラム!何だか今から楽しみですね。
チラシ、誰もあげてくんないからあげときます笑
※大阪公演の問い合わせ電話番号が間違っておりました。
正しい電話番号は06-6465-0350です。
そろそろ、ソノリテ内ブログ更新ランキング1位になっちゃうかもね?(^^) 詳細は省きますが、とりあえずこれだけ覚えといてください。 4月1日、東京公演 4月6日、大阪公演 また機会があれば、メンバーからちょこちょこ宣伝させようと思います!ほな今日はこのへんで。