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JEUGIAイベントレポート・うえたん編

adminsono

フルートの上野です。皆さんこんにちは〜。

講習会&コンサートに参加してくれた皆さん、有難うございました! JEUGIA イベントを一人ずつの視点からレポートをするというバトンブログ。斬新な試みです…
すたんからの次のご指名が入ったので書いていきたいと思います。
イベントの前日は定期でマーラーの交響曲第6番を演奏した後だったので、音が少し荒れていたのと心身的に音楽から離れたほうが良いなと思ったので楽器はあまり触らないようにしました。
これって実は結構勇気がいる事なのだけど、大切やなって自分で気を付けている事の一つです。
当日は、なんだか遠足気分でルンルンな感じで出掛けましたよ(笑)

待ちに待ったこのイベント。。 ソノリテアイテム第5弾のピンクポロシャツもメンバーとお揃いで着て初のお披露目となるので、密かにテンション高めでした。 ちょっぴり早く着いたのでコーヒーブレイクを楽しみながらイベントの流れの確認をしました☆

IMG_0182.JPG

僕の今回の担当はゆとたんと同じ無料楽器選定でした。
が、残念ながら今回は楽器選定の希望者が居なかったのでTweetと写真担当をやらさせて頂きました(^_^;)
後は主に、ピンクのポロシャツを着て店内をあっちこっちウロウロしてコンサートに向けてアピールを頑張りました(笑)

では、当日の流れを順番に見ていきましょう。 午前中はミニコンサートのリハーサルです。

今回は木管5重奏だけではなくて4重奏や3重奏も演奏しました。
編成の違いによる響きの違いや4重奏3重奏ならではの難しさなどもあり、
この日のためにリハーサルを重ねてきました。

今回演奏した4重奏、リチャード・ロドニー・ベネットの『Travel Notes 2』は、個人的に好きな曲です。
映画音楽等をメインに書かれている作曲家なので、とても聴きやすく懐かしい感じの曲でした。
各楽章に標題が付けられていてそれもまたユニーク。
1楽章:気球
2楽章:ヘリコプター
3楽章:車椅子
4楽章:カーチェイス

3楽章はBath-chairと書かれていたので、最初は風呂椅子?
と、すたんは言っていたのですが、よくよく調べてみると19世紀に英国で使われていた車椅子のようです。

こんな感じ

主に病人が使って、温泉保養地までの交通の手段として使われていたようです。 http://en.m.wikipedia.org/wiki/Bath_chair 参照。


アンサンブルコンテストに出場される学生さんの選択肢の一つになればとの思いで選曲された今回のミニコンサート。 イベールの3重奏はオーボエが大活躍する曲で、
イベールの5重奏とはまた違って人数が少ない分、各奏者の役割も極端に変わってきます。
ぴろしが二人を支えてリードする感じがとてもカッコよかったです。
5重奏の時はみむたんと一緒にソノリテを支えてくれてるよね。
いつもありがとうございますm(__)m

期待や不安を持ちつつ無事にリハーサルを終えて、お昼休憩を挟んでからの講習会と選定会が始まりました。
まず最初に僕が訪れたのはゆとたんの選定会場。

こうやって、机の上にずらりと並んだクラリネットの中からぴったりの相棒を一緒に探すお手伝いをします。
丁度ゆとたんが楽器の鳴り方とか癖をチェックして、お客様に合うかどうかを選定している所でした。

次に訪れたのは、

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すたんのオーボエ講習会。
とても真剣な眼差しで受講生の皆さんはすたんの話を聞きながら受講されてましたよ。
すたんは、以前JEUGIA さんでリード講習会も行っていたので、なんだか手馴れた様子で講習会を進めていました。

そしてお隣の部屋では、ぴろしのファゴット講習会。

下の低いファの音を生徒さんと一緒にぴろしも吹いているところです。
こうやってプロの奏者と一緒に吹ける機会も良い経験だなぁと思いました。
間近で音の出し方等を体験する事が出来るのは、
レッスンを受けない限り分からないことなので。

そして最後に訪れたのは、みむたんのホルン講習会。

今回のこのホルン講習会にかなり気合を入れていたみむたん。
ノートにびっしり重要事項を記入して参加してくれた受講生の皆さんの為に色々と準備をしてくれていました。
みむたんの誠実さが伝わってくる講習会となり、それに真剣に応えようとする受講生の皆さんの様子です。

今回のイベントの狙いでもあるこの講習会。
今後も、普段なかなかレッスンやコンサートに足を運べない中・高生の学生の皆さんのためにイベントを展開していけたらなぁと思っています。
2時間みっちり講習会を行ったメンバーと受講生の皆さん本当にお疲れ様でしたm(__)m
メンバーにとっても多くの事を学べる機会だったのではないでしょうか。
是非、次に繋げていきたいと思います。

そして1時間のしばし休憩を挟んでミニコンサートです。

本番前はお腹が満腹じゃないと不安というすたんは、
オニギリを2個食べるという抜かりのなさ。

美味しそうにオニギリを食べております。 すたんに聞いてみました。

うえたん「好きなオニギリの具は ?」

すたん「え…明太子ですが」

だそうです。 その横では…

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最終調整を行うゆとたん。最後まで抜かりないです。

そして本番直前…。

メンバー全員ピンクの衣装に着替えるものの、何やら落ち着かない様子。
そわそわそわそわ。
ソノリテのデビューコンサートを思い出しました(笑)

いつもの事ながら、トークは何の打ち合わせも無く始まったコンサート。
このゆるい感じと、コンサートが進むにつれてお客様との距離感が近くなるのが
ソノリテのコンサートの魅力の一つなのかな?と感じました。

sonorite_profile (10)

個人的に今回の本番を終えて思ったことは、デビューコンサートの時よりも
自分も含めて演奏面で少し余裕を感じられたということです。
ソノリテ、少しは成長してる!と実感出来たのが収穫の1つでもあります。
プログラムでは掲載出来なかったアンコールの曲目解説などは、
みむたんの書くブログで紹介してもらいたいと思いますm(__)m宜しくねー。

最後になりましたが今回のイベントにご協力していただいたJEUGIAスタッフの皆さん、
YAMAHA関係者の皆さん有難うございました!!
これからもソノリテの応援を宜しくお願い致します!!

さて、次のバトンはピロシに渡るのか、みむたんなのか…お楽しみに☆

うえたんでしたm(__)m

ABOUT US
WindQuintet SONORITÉ
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ウインドクインテット・ソノリテ
ウインドクインテット・ソノリテは2013年12月、関西を中心に活躍するプロの管楽器奏者により結成された気鋭の木管五重奏団。2016年には第26回青山音楽賞(バロックザール賞)を受賞。五人の意気のあった演奏と、多彩な響き(=ソノリテ)が魅力の木管五重奏として、東京、名古屋、大阪、京都、兵庫、大分などの各地で演奏活動を重ねている。
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